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- 不動産競売とは?
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不動産競売とは、住宅ローンの返済ができなくなったとき、担保となっている不動産を裁判所が強制的に売却して金融機関など債権者の融資金回収にあてることをいいます。この場合、不動産は競売という特殊な状況で取り引きされることになるため、通常の相場価格の7〜8割程度で取り引きされるのが通例です。
そのため競売では安く物件を購入することができるのが競売のメリットです。ただし、その分リスクが伴います。
競売物件は中を見ることができず、調査は外からの目視のみに限られるため、普通の物件と違い、物件の状態やどの程度のリフォームが必要かなどの判断が非常に難しいのです。また、物件の明け渡しの交渉を落札者自身で行わなければならないなどのリスクもあります。
- 物件の探し方は?
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不動産競売は年間10万件以上が公告されています。不動産競売物件情報センターのサイトや、管轄の裁判所でも閲覧できます。またご要望をお聞かせいただければ、弊社からも情報提供が可能です。物件のお問い合わせはこちらよりご連絡ください。
- 競売のリスクは?
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不動産競売では事前に物件を内覧できないということが最大のリスクとなります。室内や設備のコンディションがわからないため改修費用を見積ることができないことや、占有者の状況が不明であるため、物件を取得したとしても「居座り」などによって、すぐに使用できない場合があることもリスクとなります。
- 事前調査の方法は?
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不動産競売では事前に物件を内覧することができないため「取得後にどれぐらいの費用がかかりそうか?」「賃貸等にする場合はどれぐらいの利回りが見込めそうか?」などの判断は、プロのアドバイスが欠かせません。弊社への委託または同行調査依頼をしていただければ、しっかりとサポートさせていただきます。
- 競売入札の流れは?
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競売物件を探す
不動産競売物件センターのサイトや管轄の裁判所で閲覧可能です。またご要望をお聞かせいただければ、弊社からも情報提供が可能です。
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サポート契約の締結
希望の物件が見つかりましたら当社までご連絡ください。今後のサポート契約を締結させていただきます。
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物件調査・報告書提出
依頼を受けた物件について、現状および諸費用がどの程度かかるのか、過去の落札事例、近隣取引事例、地価など調査してアドバイスさせていただきます。
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入札
依頼を受けた物件について、現状および諸費用がどの程度かかるのか、過去の落札事例、近隣取引事例、地価など調査してアドバイスさせていただきます。
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開札
入札期間締め切りから1週間後に、裁判所において開札が行われます。
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残代金の納付
落札できた場合、開札日から1週間後に裁判所より「売却許可決定書」が交付されますので、残代金を納付して所有権を移転します。残代金の納付は通常開札から1ヶ月程度ですので、その間に住宅ローンをご希望の方にはローンの手続きもお手伝いします。
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占有者の排除(不動産の引渡し)
代金を納付した買受人は、不動産を占有している所有者や占有者に対して、不動産の引き渡しを求めることができます。また、徒前の所有者が不動産を引き渡さないときなど、一定の場合には引渡命令の申立をすることができます。引渡命令が発令されますと執行官に申立て強制的に立ち退かせることができます。
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